●リウマチについて
●リウマチとは関節炎を指す
一般的にリウマチというと「関節炎」を指す言葉です。
「関節リウマチ」は全身の炎症性疾患で、その進行を
止める事は困難で、徐々に症状が悪化していくと考えられています。
ですが、リウマチもまた、腰痛同様に様々な症状の総称として
使われており、リウマチと言っても機能障害を残さない軽症
のリウマチから変形をきたしてしまい、関節破壊を起こす
深刻なものまで程度は様々です。
●関節リウマチの症状
●関節だけに留まらない関節リウマチ
関節リウマチは何も関節にのみ症状を表出する疾患ではありません。
その影響は体、全身へと及び、慢性的な疲れ、体の慢性的な気だるさ、
体重の極端な減少、継続的な微熱、貧血、また心臓や肺といった
内臓にまでその影響は及びます。この広範囲な症状表出から関節リウマチは
広義での「膠原病」の1症状という呼び方もされているほどです。
- 関節リウマチは全身の機能に影響を与える
- 「膠原病」の1症状とも呼ばれている。
関節リウマチの症状を『関節症状』、『関節外症状』に分けて解説します。
@リウマチの『関節症状』
- 関節痛・腫れ
関節の痛みは最初1つから少数の関節から始まります。しかし
長期でみると左右の同じ部位の関節に似た時期に起こることが多いです。
痛みは自発痛、圧痛、運動痛と様々です。その他関節が腫れたり、
熱を持ったり、赤くなる。関節を包んでる滑膜に関節液が貯まり炎症を起こすため
圧すと柔らかく痛みがあるのが特徴です。若年者では手指の小関節が、
高齢者では肩、膝などの大関節が障害されることが多いようです。
- 朝のこわばり
これは関節リウマチの特徴といえます。朝に目を覚まして、布団やベッドから
這出る時手足や身体が硬くなって動かしにくくなっていることです。
寝起き以外にも、長時間椅子に座ったり、同じ姿勢を取ったりして関節を
動かさないでいたときとかに見られます。こわばりは自然に取れてきますが、
悪いときなどは数時間続くこともあります。
- 関節の可動域制限
関節炎が起き腫れたり、関節液が貯まったりすると関節可動域が
狭くなることがあります。この場合は炎症が治まると戻りますが、
これを繰り返すことによって滑膜や関節周囲の組織が厚く硬くなり、
筋肉と骨を繋いでる腱・靭帯も硬くなってしまい可動域が狭くなる。
こうなると基本的に元の可動域まで戻りません。
- 関節変形
滑膜炎が続いたり、悪化すると壊骨細胞等が現れ関節付近の軟骨や骨を
破壊していき、関節付近の組織・腱・靭帯にも炎症が及び関節は変形します。
4本の指が小指の方に曲がる尺側偏位や足の親指が外側に
偏る外反母趾、膝や肘が十分に伸ばせなくなる屈曲拘縮がみられます。
これら症状はリウマチに見られる特徴です。その他スワンネック変形、
ボタン穴変形というものもあります。
- リウマチは初めは小さな症状、やがて大きく侵食する。
A『関節外症状』
軽い場合だと関節だけの症状で済みますが、重くなっていくと関節以外にも症状が出てきます。