●索引
| ●生活習慣の改善による腰痛治療 | ●標準的な体重維持 | ●全身の筋肉を機能させる |
| ●適度な運動で体をほぐす | ●姿勢を矯正する |
ここまで様々な腰痛の保存療法について説明をしてきましたが、 実は最も効果的ともいえる方法はこの「日常生活の改善」なのです。 腰痛になるには必ずその原因があります。「姿勢」「栄養」 「運動量」「筋肉疲労」等。ですが、結局は「暮らし」の中にそのいずれの 原因も集約されているといえます。正に腰痛とは毎日の 「暮らしの姿勢」の中にこそ潜んでいるといえるのです。慢性的な腰痛 の原因は「暮らしの姿勢」を矯正しない事にあります。突然やってきた腰痛 を一過性のものとして完治させる為にも、この「暮らしの姿勢」改革を心掛けていきましょう。
人間は二足歩行を始めた時から腰痛と共に生きる人生を選んだと いえます。重力に対して二本足でたち、更にこれだけ大きな頭部を持つというのは 負荷の非常に大きい体の構造です。人間はそれをS字カーブを描く脊椎でバランスを うまく保ってきました。ですが、ただでさえ負担の大きな姿勢の中、何とかS字カーブ でバランスを取っている所に、「自重」という新たな負担がのしかかってきては ひとたまりもありません。
「ぎっくり腰」などで大きな原因のひとつとなっている のはこの「体重」なのです。体重は重たければ重いほど、腰椎への負担も増えます。 また、骨格だけではなく、体の骨格を支えている筋肉もまた疲労を溜め込みます。 体重が重いというのは事、腰痛に関していうなれば「百害あって一利なし」 なものです。当然、慢性的な腰痛で悩む人には肥満体系の人が多く なっています。おいしいものを沢山食べた後はしっかり運動をして適度な体重を維持するように しておきましょう。
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人間の体には約400もの筋肉が存在しています。ですが、 その中で実際に使っている筋肉とはそれ程多くはありません。 つまり、殆どの人が実は一部の筋肉に頼って生活をしているのです。 当然これは余り良いことではありません。一部の筋肉には負担が集中し、 使われない筋肉は徐々に筋力が衰えていきます。そして限界を超えた時 にはぎっくり腰や 椎間板ヘルニア, 坐骨神経痛といった症状として発症するのです。
腰痛知らずの体になるには全身の筋肉をバランスよく鍛え、 使う事ができなくてはいけません。ですが、ご安心下さい。ベンチプレスや鉄アレイで鍛える 必要のあるものではないのです。簡単にチューブなどでもできますので、 高齢者の方でも一安心です。何より大切なのは筋肉を鍛えることよりも、 筋肉の使い方、所謂「感覚」をつかむことです。バランスよく筋肉を 使う事ができれば、腰痛知らずどころか疲れ知らずに なる事も夢では在りません。スポーツ選手は特に一部の筋肉にトレーニングを 集中しすぎる傾向がありますので、全身の筋肉をしっかり学び、バランスよく 筋肉を機能させる感覚を磨いてください。それが実は一番の故障知らずの 体になる最短距離です。
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